還ってゆく

 
屋久島には

あちらこちらに

透きとおる

宝石のような川があって

 

だ〜れもいないから

思わず服のまま

どぼ〜んっ!と飛びこむ

まるで、わたしは魚…

 

残暑の陽射しに

ほてった頭のてっぺんまで

しゅわゎゎゎ〜っと冷やされる

 

全身で水の流れを感じながら

ぐんぐんとこいで

泳ぎをすすめる

 

 

ほどよく疲れたら

岩辺でぼ〜っとしてみる

 

川のどど〜っと流れる音が

耳にとどき

骨の髄まで響かせる

 

植物たちの呼吸した

まろやかな風が

心地よく肌を撫でてゆく

 

足の裏に感じる太陽のぬくもりは

じんわりと

身体の奥の方まで伝わる

 

 

屋久島での日々

 

五感全てを通して

大きな自然が

わたしの中にしみ込んでくる

 

だんだんと

しがみついていた何かがほどけて

ふわぁっと楽になるような

そんな感覚がある

 

それを深いところで

しずかによろこぶ、自分がいる

 

 

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